日本一高いビル「あべのハルカス」展望台・美術館などの詳細明らかに

あべのハルカスの展望台「ハルカス300」のイメージ

あべのハルカスの展望台「ハルカス300」のイメージ

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 近畿日本鉄道(大阪市天王寺区上本町6)は5月29日、2014年春に全面開業を予定する高さ300メートルの日本一高いビル「あべのハルカス」(阿倍野区阿倍野筋1)に開設予定の展望台、美術館について会見を開き、詳細を明らかにした。

日本一高いビル「あべのハルカス」

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 展望台の名称は「ハルカス300」。58階(1830平方メートル)、59階(670平方メートル)、最上階の60階(1280平方メートル)の3層の吹き抜け構造。360度ガラス張りで最上階は1周175メートル。58階に広場、カフェレストラン、59階にグッズ売り場も設ける。天候が良ければ、明石海峡大橋、関西国際空港も望めるという。

 入場料金は、大人=1,500円、中高生=1,200円、小学生=700円、幼児(4歳以上)=500円。営業時間は10時~22時。当日券のほか、日付と時間を指定できる「日時指定券」(個人料金に500円加算)も事前に販売する予定。

 16階に開設する美術館は「あべのハルカス美術館」。日本・東洋美術、西洋美術、現代アートなどさまざまな展覧会を催す予定。展示室の面積は880平方メートルで収蔵庫は130平方メートル。

 あべのハルカスはタワー館と現在、近鉄百貨店阿倍野本店が営業する部分(ウイング館)で構成。地下5階地上60階建てで、延べ床面積は約30万6000平方メートル(タワー館部分は約21万2000平方メートル)。

 フロア構成は、地下2階~14階=あべのハルカス近鉄本店(地下1階・1階に近鉄・大阪阿部野橋駅も)、16階=美術館、17・18・21階~36階=オフィス、19・20・38階~55・57階=大阪マリオット都ホテル、58階~60階=展望台を予定。

 タワー館に6月13日、近鉄百貨店阿倍野本店が「あべのハルカス近鉄本店」に名称変更して先行オープンする。ウイング館(現本店)は改装の上、4階~9階・屋上が今年秋にオープン予定(4階一部など除く)。

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