新世界&天王寺動物園百年祭協働委員会が5月27日、南港ATC(住之江区)で開かれた阪神・別府航路開設が来年で100周年を迎える「フェリーさんふらわあ」の記念式典に参加した。
同委員会は、2012年に「新世界・通天閣」、2015年に「天王寺動物園」が、それぞれ100周年を迎えるのを前に昨年12月、平松邦男大阪市長が委員長となり立ち上げられた。
式典には平松市長や関係者が出席したほか、百年祭に関連するキャラクターが勢ぞろいした。集まったキャラクターは「ビリケンくん」「通天閣ロボ」(通天閣観光)、「ラピートくん」「ラピートちゃん」(南海電気鉄道)、「でんのすけ」(日本橋筋商店街振興組合、でんでんタウン協栄会)、「地球戦士ゼロス」(ジャングル)、「くしたん」(新世界援隊、新世界串かつ振興会)。
当日は、東日本大震災の犠牲者を追悼する黙とうで始まり、関係者のあいさつが述べられた後、百周年を祝うくす球が割られた。
式典後には、同委員会の代表団30人とキャラクターは「フェリーさんふらわあ」に乗り込み、別府に向かった。同市では阪神・別府航路開設記念事業実行委員会主催の歓迎式や交流イベントなどを予定している。