近鉄百貨店阿倍野本店(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)9階催会場で2月15日、京都の食品42店・工芸品29店が出展する「大京都展」が始まった。
同じ関西でも大阪と文化が全く違う京都の物産展で、今回が25回目。食品は八ツ橋などの和菓子、京料理の弁当など。工芸品はかんざし、お香、匂い袋、京人形、みすや針、京扇子などが集まる。広報担当者は「他の物産展は食品の売り上げの方が多いが、京都展は食品と工芸品の割合が同じくらい」と話す。
併せて、京都五花街の一つ宮川町の茶屋「いし初」の舞妓(まいこ)が2階中央入り口で開店時の出迎えと9階こもれびの広場で京舞を披露する。開演時間は11時・13時・14時30分・16時で各回約15分。今月17日まで。舞妓の冨久君さんは「ようこそおいでやす。4月には宮川町で『京おどり』があります」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月20日まで。