2014年春完成予定の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)に今年6月、近鉄百貨店阿倍野本店から名称変更して先行オープン予定の百貨店「あべのハルカス近鉄本店(タワー館)」のPR活動が今月に入り本格化している。
同ビル前に天王寺駅前駅がある路面電車「阪堺電車」には、ボディー広告を施した車体も登場。ボディーには「キタとミナミだけが大阪ではありません。」などのメッセージが掲出されている。
同店PR活動のキャッチフレーズは「A!ABENO!」で、「街をつくるつもりで、つくりました。」「こんなスペースで語れるような百貨店ではありません」「百貨店なんて古い、という考え、古いと思います。」などの巨大看板を地下鉄・天王寺駅ホームなどに掲出している。
同店(タワー館)は、地下1階・地下2階=食料品、1階=婦人服雑貨など、2階=化粧品・婦人服飾雑貨、3階~5階=婦人服・用品、6階・7階=紳士服・用品、8階=ベビー・子ども服、9階・10階=リビング用品、11階=宝石・時計・めがね・呉服・美術、12階~14階=あべのハルカスダイニング(レストラン街)で構成する。
広報担当者は「これから近鉄・大阪阿部野橋駅改札前にも巨大看板を出す予定。キューズモールのおかげで阿倍野の認知度が上がっているので、遠方からでも阿倍野に来てもらえるようにしたい」と意気込む。