大阪市交通局・南海商事・東急不動産は1月10日、大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅・なんば駅・天王寺駅で進めている「駅ナカ」商業施設の名称を「ekimo(エキモ)」に決定したと発表。併せて、第1弾の「ekimo天王寺」を4月18日に開業、出店する11店も発表した。
大阪市交通局は3駅の大規模改造工事に併せて運営管理者を2010年12月に募集し、外部の有識者による審査会により2011年7月、南海電鉄の駅で売店、喫茶店などを経営する南海商事(大阪市中央区)と商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」などを運営する東急不動産(東京都渋谷区)を運営管理者として選定した。
梅田駅地下1階コンコースに2014年4月に開業予定の「ekimo梅田」は、店舗面積約564平方メートルに13店舗を予定。1日あたりの乗降客数は約42万人。
なんば駅地下1階コンコースに今2013年10月に開業予定の「ekimoなんば」は、店舗面積約1052平方メートルで18店舗を予定。1日あたりの乗降客数は約33万人。
天王寺駅の地下1階コンコースの西改札前(WESTゾーン)と東改札前(EASTゾーン)に開業する「ekimo天王寺」は、店舗面積約614平方メートル。1日当たりの乗降客数は約25万人。商業施設「あべのマーケットパークキューズモール」「天王寺ミオ」、現在建設中で2014年春に全面開業予定の日本一高いビル「あべのハルカス」の入り口にもなり、JR線・近鉄電車への乗り換えで通る場所。売り上げ目標は年商18億円。
天王寺のテナントは、WESTゾーンにレディスウエアなどを扱う「ディスコートプティ」「アース ミュージック&エコロジー プレミアムストア」、服飾雑貨「デイリーラシット」「ピンクレモンツリー」「ロペピクニック パサージュ」、コスメ「ラリン」、ドラッグストア「ココカラファイン」、フラワーショップ「青山フラワーマーケット」、ベーカリー「フレッシュベーカリー神戸屋」、EASTゾーンにコンビニエンスストア「アンスリー」、服飾雑貨「リュッカ」の阿倍野・天王寺エリア初出店9店を含む11店。営業時間は10時~22時(一部店舗は異なる)。