新世界の串カツ店で紙芝居-忘年会客ターゲットに

新世界の串カツ店で紙芝居

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 新世界(大阪市浪速区恵美須東)の串カツ店で12月、昔ながらの紙芝居を「紙芝居屋のガンチャン」こと岩橋範季さんが上演している。

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 岩橋さんは、ヤッサン一座の紙芝居に内弟子として入門。独立してからは公園などで子ども向けの紙芝居、結婚式2次会で結婚した夫婦のなれそめを紙芝居にして上演するなどの活動を行っている。今年100周年を迎えた新世界の記念イベントでは、自身がファンだという漫画「キン肉マン」の作者・ゆでたまごの物語を紙芝居にして披露した。

 串カツ店で上演する紙芝居は、少しだけ開いて動物などを当てるものや昭和初期から定番の「黄金バット」など。忘年会でにぎわう店のテーブルを回って紙芝居を見たい客を探す。上演後に客から受け取るカンパが収入。客からは「懐かしい」などの声が聞かれる。

 岩橋さんは「この一年の嫌なことも黄金バットの高笑いで吹き飛ばしてほしい」と話す。

 今月29日・30日も串カツ店「横綱」「ヤマハチ商店」「鶴亀家」を回って上演する予定。13時開始。

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