通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)ネオンが11月12日、「女性に対する暴力をなくす運動」の一環でパープル(紫)色にライトアップされた。主催は大阪府、大阪市。
配偶者などからの暴力、性犯罪、ストーカー行為など女性に対する暴力をなくす目的で、11月12日~25日の期間中、全国各地でも展開される「パープルリボン運動」の一環。女性に対する暴力根絶運動のシンボルで、1994年にアメリカ・ニューハンプシャー州から始まった。12日は通天閣と同様に東京タワー、さっぽろテレビ塔、京都タワーなど8カ所でパープル色にライトアップする。
大阪府は運動期間中、「ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)」(中央区)で啓発コーナーを開設するほか、DV関連ビデオの放映も行う。
同ネオンは昨年10月、LEDにリニューアル。通常の9月~11月は金色(稲穂のイメージ)。今月1日は「子ども虐待防止・オレンジリボン運動」でオレンジ色にライトアップした。
今月25日の「女性に対する暴力撤廃記念日」も同様にパープルのライトアップを行う。点灯時間は日没~23時。