JR阪和線・南田辺駅近くの「桃ヶ池長屋」(大阪市阿倍野区桃ヶ池町2)で11月3日・4日、初めてのイベント「秋むすび」が開かれた。
4店が並ぶ長屋は築約80年の2階建てで、中庭がある。先月オープンした建築設計事務所に併設した野菜料理店「はこべら」、カフェバー「りんどうの花」、オーダーメードの洋服・雑貨のアトリエ「coromo」(オープン準備中)、器や雑貨などを販売する「カタルテ」で構成する。
当日は、「『人と人』『モノとヒト』いろんな縁が結ばれてこだわり市になった」という趣旨で、野菜、雑貨、植木などが販売されたほか、ワークショップなども開かれ、多くの人が訪れた。カタルテが月4回しか店を開けないなどの理由で、4店が同時に店を開けたのは今回が初めてという。
昭和町駅周辺やこのかいわいでは、古い長屋に店を構えるのが増える傾向が見られる。
次回イベントは来年春の開催を予定。