新世界のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区恵美須東1)ネオンが、ピンクリボン月間が始まった10月1日、「大阪ピンクリボンキャンペーン2012」の一環でピンク色(当日限定)にライトアップされた。主催は大阪市女性協会(天王寺区)。
ピンクリボンは、乳がんの早期発見と早期治療を訴える世界共通のシンボルマーク。日本では乳がんへの関心と検診率が低く、大阪でも年々死亡数が増えており、女性のがんでは大腸がんに次いで多く、30歳代から50歳代では、女性の死因第1位になっているという。
主催する同会は、クレオ大阪(天王寺区)などで定期健診と月1回の自己検診の大切さを広く伝えるピンクリボン運動を展開している。
通天閣ネオンはLEDにリニューアルした昨年、「児童虐待防止・オレンジリボンキャンペーン」でオレンジ色に、「世界糖尿病デー」で青色に、「世界エイズデー」で赤色にと、それぞれのシンボルカラーに合わせたライトアップで啓発運動に協力してきた。