通天閣など新世界(大阪市浪速区恵美須東)に訪れた観光客などから寄せられる、「通天閣にダルビッシュがいた」というツイッターでの投稿が多く、話題になっている。
話題の主は、通天閣地下の劇場・スタジオ210で毎週土曜・日曜に催される松竹芸能の興行「通天閣劇場(TENGEKI)」の前説や呼び込みをしている芸人・ソエジマ隊員さん(36)。テキサス・レンジャーズに所属するメジャーリーガー・ダルビッシュ有選手のそっくりさんで、別名ダル・ソエジマ。松竹芸能は2年目で主な出演歴は前説のみ。
同劇場の入り口でテキサス・レンジャーズのユニホーム姿でグローブを持つソエジマ隊員さん。ダルビッシュ選手の投球フォームなどの物まねを披露し、観光客から写真攻めに合うことも。
ソエジマ隊員さんは「サラリーマンをしながらアマチュアで役者もしていたが、お笑いの世界に入りたかった。ダルビッシュさんの物まねは半年前から。劇場のスタッフから似てるといわれたのがきっかけ」と話し、「野球はしたことがない。プロ野球を観戦に行ったとき人だかりができた」とのエピソードも。「本物は世界のダルビッシュ、こっちは新世界のダルビッシュと呼ばれたい。いつかは本物と会いたい」と期待を抱く。