7月3日に100周年を迎えた新世界・通天閣(大阪市浪速区恵美須東)の記念イベント「新世界100年まつり」(1日目)が7月28日、通天閣近くの会場で行われ、同イベントの公式キャラクター「キン肉マン」のトークショーも催された。
トークショーには、漫画「キン肉マン」の作者ゆでたまごの嶋田隆司さん、アニメで主人公キン肉スグルの声を担当した神谷明さん、キン肉マン好きの芸人ガリガリガリクソンが出演。
神谷さんがキン肉スグルの声を務めたようになったエピソードなどを披露。スグルやケンシロウの声を実演するなどして会場を沸かせた。新世界からは通天閣観光の高井隆光副社長などが、考案した超人の名前や設定を発表した。
会場では、鳥取の砂像マイスターがキン肉マンに登場するキャラクター「アレキサンドリア・ミート(ミート君)」の砂像を実演製作。漫画と同じように嶋田さんが額の部分に「にく」を刻んで仕上げた。製作した砂像は通天閣で展示する予定。
そのほか、紙芝居屋のガンチャンがキン肉マン連載までの作者の物語を紙芝居で披露し、嶋田さんも横で観覧した。野外で行われたプロレス団体「プロレスリング紫焔」の無料興行では、メーンイベントで勝ったキアイリュウケンエッちゃん選手の呼び掛けで嶋田さんがリングに上がる場面も。
かいわいの飲食店など約80店では、キン肉マンに登場するキャラクターが描かれたカードを、指定メニューの注文客に進呈。カードは8種類で、店を回るキン肉マンファンの姿が目立った。