新世界（大阪市浪速区恵美須東）で7月23日、廣田神社（同区）の夏祭りに合わせた新世界夏祭りが開催された。

日本橋のメードも参加した新世界夏祭り

　当日は、日本橋でんでんタウンのメード喫茶5店からメード9人、吉本興業の若手芸人15人、大阪のプロレス団体「プロレスリング紫焔」のレスラー、地球戦士「ゼロス」、新世界PR大使のアイドルグループ「OSAKA翔GANGS」、地元の商店主や子どもなど約150人が参加。100 周年イベントの公式キャラクター「キン肉マン」の姿も。みこしを担ぎ、だんじりを引いて、ジャンジャン横丁など街中を約2時間掛けて練り歩いた。

　今回、初めて参加した吉本興業は、共に今年100周年を迎えたことで、互いに何か一緒にできないかと模索していた。新世界との連携は初めてという。参加したのは吉本総合芸能学院（NSC）を卒業して1～2年の若手芸人。休憩の合間に一発芸も披露していた。

　同祭は、約50年以上続く恒例行事。地元の少子高齢化の影響で当日参加した子どもは約20人。新世界100周年実行委員会の近藤正孝さんは「祭りを発展させるために、外部の人に参加してもらっている」と話す。