近鉄・大阪阿部野橋駅の直上に建設中の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)23階・24階にキャンパスフロアの設置と4大学の進出が決定した。事業主の近畿日本鉄道(天王寺区)が7月12日、発表した。
同ビルは2014年春の開業を予定。地下5階・地上60階建ての超高層ビルで完成時の高さ300メートルはビルでは日本一の高さになる。近鉄百貨店、大阪マリオット都ホテル、美術館、展望台、オフィスなどを展開、6月14日には高さ263メートルの西日本一の高さに到達した。
大阪大谷大学(約100坪)、四天王寺大学(約100坪)、大阪芸術大学(約300坪)、阪南大学(約200坪)のサテライトキャンパスが設けられる。
近畿日本鉄道は、「近鉄グループと連携した職業体験や展示、研究活動の展開など、ビルの特長と大学の集積を生かした連携活動について、当グループと各校間での協議を進める」という。