関西2府4県(和歌山県の一部地域を除く)のサークルKとサンクスの895店で7月10日、期間限定でオリジナル食品を展開する「通天閣100周年フェア」が始まる。9日、サークルKサンクス(東京都中央区)が阪堺電車・恵美須町駅で開いた会見で発表した。
同フェアでは、7月3日に初代から数えて100周年を迎えた「通天閣」、同じく4月1日に全線開通100周年を迎えた大阪唯一の路面電車「阪堺電車」と共同企画した食品を期間限定で販売する。通天閣との共同開発は昨年2月から始まり、今回が3回目。阪堺電車とは初めて。
商品は、新世界で名物の串カツを丼にした「通天カツ丼」(555円)、おにぎりの中にたこ焼きを丸ごと入れた「たこ焼おにぎり(おかか飯)」(128円)、お好み焼きと焼きそばのセットで、イカとタコをトッピングした「たこのみ焼セット」(498円)、新世界の洋食店をイメージした「重ねビフカツサンド」(350円)。以上が通天閣承認商品。阪堺電車が承認したのは「ちん電カレーパン」(116円)で、パッケージには昭和初期に製造されて現在も通常運行している電車としては日本最古の車両をデザインしている。
当日は、鉄道アイドル・斉藤雪乃さんが今回のPRを目的に通天閣100周年PR大使に任命された。キン肉マンがラッピングされた「キン肉マン電車」の車内で試食会も開いた。通天閣・西上雅章社長は通天カツ丼を試食して「新世界の串カツと味は遜色ない」と話す。
期間中、キリングループの対象商品とセットで購入すると30円引きとなるセット割引も実施する。8月6日まで。