阪堺電車(阪堺線)・恵美須町駅で6月29日、キン肉マンに登場するキャラクターがラッピングされた「キン肉マン電車」に作者ゆでたまごが電車ボディーにサインする「キン肉マン電車入魂式」が行われた。
キン肉マン電車は、新世界・通天閣が7月3日に100周年を迎えるのを記念したイベント新世界100年まつり」の一環、「新世界100周年キン肉マンプロジェクト」と連携して実現。今月10日にあびこ道車庫(住吉区)で開催した「第14回路面電車まつり」で披露された。現在、通常営業で運行している。
ゆでたまごは、大阪出身の嶋田隆司さんと中井義則さんの共同ペンネーム。阪堺電車は2人が通学に使っていたという。
当日は、キン肉マン電車ボディーの側面にキン肉マンの似顔絵とサインを描いた。
嶋田さんは「小さいころから阪堺電車に乗っており、学生時代にも利用していた電車が、こんなに立派にラッピングされて、たくさんの方に来ていただき感慨深い」、中井さんは「キン肉マンのキャラクターがラッピングされて非常にうれしい。(昭和32年製の)この電車には子どものころ乗っていたかもしれない」と、それぞれ話す。
同日、新世界エリア・住吉エリアなど、阪堺電車・南海電鉄沿線のゆでたまごのゆかりの地を巡るスタンプラリーも始まった。