近鉄グループ会社の「きんえい」（大阪市阿倍野区阿倍野筋1）は6月27日、7月22日に「アポロビル」開業40周年を迎えることを記念して、アポロ・ルシアスビル4階の映画館「アポロシネマ8 」の会員制度、チケット予約・発売システムを9月10日にリニューアルすると発表した。

　新しい会員制度「アポロシネマメンバーズ」では、入会すると大人の場合1,800円が1,000円（平日）、1,500円（土曜・日曜・祝日）などの優待料金で鑑賞でき、現行制度より割引額が高くなる。入会金は500円で年会費は無料。大人1,000円の会員料金は2014年3月31日までの期間限定で以後は1,300円。

　アポロシネマ8はホームページも9月10日にリニューアル。クレジットカードによる決済がなくても、座席予約ができるようにする。

　10月1日～8日には「アポロシネマ映画祭」を開催。アポロビルが開業した1972（昭和47）年に人気だった映画8作品を日替わりで上映。「男はつらいよ 柴又慕情」「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」「ゴッドファーザー」「ダーティハリー」など。各作品に抽選でペア90組（合計1440人）を招待。館内とホームページで応募を受け付ける。募集期間は7月1日～8月31日。

　アポロビル4階では7月1日～10月8日、「1972アポロビル・あべの展」と題し、オープン当時のアポロビルなどの写真約30点を展示する予定。