7月3日に100周年(初代から)を迎える新世界のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区恵美須東1)で、新たに「真実の口」「ビリケンの泉」などを設置する。
2階ラッキーストリートには、展望台に鎮座している幸福の神様「ビリケンさん」をかたどった「真実の口」、後ろ向きにコインを投げると願いがかなうといわれる「トレヴィの泉」をかたどった「ビリケンの泉」を設置。現在、営業終了後の夜間に工事を行っている。
2階・入口通路は、開業当時の阪堺電車内をモチーフにした装飾を施す。窓越しには通天閣の建設工事の様子を収めた写真を飾る。
通天閣は100周年に向けてリニューアル中。4月に展望台(5階)を黄金色にし、金のビリケン神殿も設けた。5月には32年間、鎮座していた幸福の神様・ビリケンさんも交代した。
通天閣観光・高井隆光副社長は「(ビリケンの泉の横に設置する)ビリケン小泉がお薦め」と話す。
「真実の口」「ビリケンの泉」や2階入口の装飾は今月21日に公開予定。そのほか、漫画「キン肉マン」のミュージアムも準備している。