通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)展望台で6月6日、シンガー・ソングライターの小川エリさんがライブを行い、幸福の神様・ビリケンさんにCD「OSAKA」のヒット祈願を行った。
小川さんは4月、CD「OSAKA」をリリース。収録曲の「大阪の女やさかい」「天神橋筋ラプソディ」「笑う門には福きたる」の詩は大阪弁。昨年は3日間掛けて東京・山手線の29駅全てで路上ライブを行った。
今回のライブは数日前、同塔に訪れて通天閣観光・高井副社長に直談判して実現した。当日は、展望台でミニライブを数回行った。ビリケンさんには「OSAKA」のヒットと被災地の復興を願った。
翌7日には、東日本大震災で被害の大きかった被災地に出発。気仙沼市・さかなの駅、亘理町・仮設住宅集会所などでライブを行う予定。小川さんの母親は現地に手作りの歌集を贈るなどのボランティア活動を行っている。
小川さんは「来年1月31日の誕生日に三十路(みそじ)ライブをスタジオ210(通天閣地下)で開きたいので認めてもらえるよう頑張る」と意気込む。高井副社長は「最上階の展望台でライブは初めてかも。良かったのでまた開いてほしい」と話し、6月28日に同所でライブを行うことが決まった。