阿倍野・天王寺で5月26日・27日、真田十勇士を探すクイズラリー「あべてん なぞ?なぞ!まちあるき 真田幸村、最後の指令 ~我が十勇士よ、集結せよ~」が開催された。主催はWelcoming(ウェルカミング)アベノ・天王寺キャンペーン事務局。
当日は、あべのキューズタウン特設ステージで大阪城甲冑(かっちゅう)隊、浪花サムライ大使がパフォーマンズを披露。チャンバラ体験も行われた。
クイズラリーは、茶臼山、一心寺、四天王寺など16地点を回り真田幸村の家臣の十勇士を探して回る。合言葉は6カ所に設置。ゴールした人にはクリアポイントに応じ、真田十勇士のオリジナルポイントカードを進呈した。参加者は2日間で約3800人。「家族連れが多いのは予想していてが、女性の参加も多かった」と広報担当者。
同キャンペーンは、近畿日本鉄道・東急不動産・JR西日本が阿倍野・天王寺エリアのイメージ向上、活性化を目的に展開。今月19日には、同地にまつわる「聖徳太子」「真田幸村」「安倍晴明」を特集した冊子(ウオークマップ)の配布も始めた。11月にもテーマを変えてクイズラリーイベントを行う予定。
参加した男性は「安居神社で真田幸村が戦死したといわれているのは知っていたが、戦死跡之碑や三光神社に像が立っているのを知らなかった。いいきっかけになった」と話していた。