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天王寺公園の日本庭園「慶沢園」リニューアル 美術館テラスからも庭園一望

慶沢園の整備後イメージ(画僧提供=大阪市)

慶沢園の整備後イメージ(画僧提供=大阪市)

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 天王寺公園(大阪市天王寺区)内にある大阪市指定文化財の日本庭園「慶沢園」が3月1日、リニューアルオープンする。大阪市が2月3日、発表した。

「慶沢園」の全体図案

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 慶沢園は、住友家15代当主吉左衞門(春翠)の、茶臼山本邸の庭園として、明治41(1908)年から大正7(1918)年にかけて造営された。大正15(1926)年に住友家から大阪市に寄贈され、一般に公開されている。隣接する大阪市立美術館が大規模改修するのに合わせて、同園も2024年4月から改修工事を行っていた。

 リニューアルは、美術館と慶沢園をつなぐ連絡通路を新しく整備し、美術館前に作庭当時の明るい芝生の空間を復元したほか、樹木の仕立て直しや園路整備などを行った。書院から見えていた庭園を眺めを再現するよう、茶臼山本邸の書院跡に建てられた美術館のテラス(無料エリア)からは庭園全体を眺められるようにし、美術館と慶沢園の一体性を持たせた。

 開園時間は9時30分~17時(3月1日のみ10時から)。入園料は、大人=300円、大学生・高校生=200円。

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