近鉄・大阪阿部野橋駅の「リンゴ自動販売機」設置から1カ月以上がたち、売れ行きが好調だという。
リンゴの自動販売機は1月30日に地下東改札口近くに設置。1日約30パックが売れているという。カットされたリンゴ(4~5切れ入り 80グラム)は赤(皮付き)と白(皮無し)の2タイプ(以上180円)。青森から送られてきたリンゴを週4回補充している。設置はエム・ヴイ・エム商事(神戸市東灘区)。
カットされたリンゴは鮮度を保ち変色を防ぐためにビタミンCと炭酸カルシウムを使っているが、保存剤・漂白剤は使用していないという。
リンゴの自動販売機は昨年1月19日、東京メトロ丸ノ内線・霞ヶ関駅構内に日本で初めて登場。大阪では近鉄・上本町駅など5カ所に設置されている。
「6対4の割合で白の方が売れている」と同社担当者。「今年の秋にはナシの販売も検討している」という。