通天閣近くの商店街「新世界市場」(大阪市浪速区恵美須東1)で10月8日、21世紀型の奇祭「セルフ祭」が始まった。
2012年に同所で始まったセルフ祭。商店街の活性化を目的に開くもので、アートなどの出展、ステージでパフォーマンス、土俵での儀式などを展開する。
「己を祭れ」をモットーに参加した人たちが手作りの「変化」と言われる奇抜な仮装をするのが特徴。メンバーが商店街に飲食店を出店、活性化を目的にした「商店街ポスター展」の開催などの広がりも見せている。
当日は、さまざまな装飾された同商店街で「ふんどしのテープカット」で始まり、変化した人たちが並ぶ「人並べの儀式」、飛び入りステージ太平洋で一発芸などが行われた。多くの仮装した人たちの登場に驚きの表情を見せる観光客の姿もあった。
実行委員で異空間演出家のコタケマンさんは、今年のセルフ祭のテーマについて「質より量」と力強く言い放った。
最終日のフィナーレは昨年同様、「UFOを呼ぶ儀式」が行われる。
開催時間は10時~18時ごろ。観覧無料。今月9日まで。