JR西日本が10月6日、JR天王寺駅・東口コンコース全体をリニューアルする改良工事を始めたと発表した。
改良工事の内容は、床面・壁面・天井の改良や照明LED化などの「東口コンコースの美装改良」、大便器の全洋式化・温水洗浄便座化や女性用トイレのパウダーコーナー設置などの「トイレリニューアル」、東口コンコースの店舗約500平方メートルの「店舗リニューアル」。耐震補強による安全性向上も行う。
改良コンセプトは、JR西日本グループが2013年から進めている「大阪環状線改造プロジェクト」の駅改良共通コンセプトである「明るい、きれい、わかりやすい」駅空間の実現を基本に、「デザインは駅ビル(天王寺ミオ)との一体感も意識し、木目調の素材や暖色系の照明を採用することにより、都会の中で人が気軽に集えるような温かみのある空間を作る」という。
同駅は2012年に駅舎耐震補強に伴い、駅西側の中央コンコースと店舗のリニューアルも行っている。
完成予定時期は2018年春ごろ。