近畿日本鉄道は8月10日、9月10日に南大阪線・吉野線で運行を始める観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」初日の特急券を発売。販売開始後の30秒で第1便、6分で計4便分がそれぞれ完売した。
大阪阿部野橋駅と吉野駅を結ぶ「上質な大人旅」がコンセプトの観光特急。座席は全てデラックスシートでホテルのラウンジをイメージしたラウンジ車両にはバーカウンターを設置し、スイーツなどを提供する。定員は65人。
「青の交響曲」は大阪阿部野橋駅~吉野駅間を1日4便(2往復)運行する。水曜運休。所要時間は約1時間20分で、停車駅は現在の特急停車駅と同じ、大阪阿部野橋・尺土・高田市・橿原神宮前・飛鳥・壺阪山・吉野口・福神・下市口・六田・大和上市・吉野神宮・吉野の各駅。
料金は、大人=720円(特急料金510円+特別車両料金210円)、小児=370円で、普通運賃も別途必要。特急券は乗車日1カ月前の10時30分から販売する。