大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で7月9日、展覧会「デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」が始まる。
1885年創立のデトロイト美術館(米)の6万5000点を超える作品の中からえりすぐりの52点を紹介する巡回展。モネやルノワールの印象派からゴーギャンのポスト印象派などヨーロッパの近現代美術史を彩る名画を展示。会場は「印象派」「ポスト印象派」「20世紀のドイツ絵画」「20世紀のフランス絵画」の4章で構成する。ピカソ「読書する女性」「マヌエル・パリャレスの肖像」、ゴッホ「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」などの作品15点が日本初公開となる。
デトロイト美術館は来館者が撮影可能で、同展でも7月・8月の火曜・水曜・木曜(祝日除く)は作品の撮影が可能。一部作品はSNSなど不特定多数への公開は禁止する。
開館時間は9時30分~17時。月曜と7月19日は休館(ただし、7月18日、8月15日、9月19日は開館)。観覧料は、一般=1,500円、高大生=1,000円、中学生以下は無料。9月25日まで。