四天王寺の支院「愛染堂・勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で6月30日~7月2日、「愛染まつり」が開かれる。
天神祭、住吉祭と並んで大阪三大夏祭りの一つともいわれる「愛染まつり」。公募で選ばれた愛染娘が宝恵かごに乗って谷町筋を練り歩く盛大な「宝恵かごパレード」が恒例となっている。
境内で6月26日、愛染娘らが祭りの準備を行った。パレードで使う宝恵かご6基も約4時間かけて組み立てられた。宝恵かごの重さは約50キロという。
「宝恵かごパレード」は30日、あべのキューズモール(阿倍野区)3階スカイコートで12時45分から出発式を行い、愛染堂には15時ごろに到着する。
愛染娘の中西由美さんは「出来上がったかごを初めて見て、お花がたくさん付いてて華やか。当日乗るのがすごく楽しみ」と話し、「笑顔で頑張るので皆さん遊びに来てほしい」と呼び掛けた。
期間中の開門時間は10時~22時。