近鉄百貨店は5月18日、各店で中元商戦を始めた。あべのハルカス(大阪市阿倍野区)の本店では出陣式も開いた。
中元のアイテム数は前年並みの約1500点。今年の特徴はサミット開催地として話題の伊勢志摩、新幹線が開通した北海道の名産品を多くそろえる。自宅用商品も強化した。売り上げ目標は前年超え。
あべのハルカス近鉄本店では、「お中元ギフトセンター」を開設して前年並みの約1200点のギフト商品を用意。18日の開店前には出陣式も開き、同社社員3人が「大阪夏の陣」で活躍した戦国武将の真田幸村に扮(ふん)した甲冑(かっちゅう)姿で登場して「お中元商戦、笑顔で元気に頑張ろう」の掛け声に、「おー」と拳を上げた。
対象店は、あべのハルカス近鉄本店、上本町店、東大阪店、奈良店、橿原店、生駒店、和歌山店、草津店、四日市店。8月5日まで(草津店は5月25日~8月2日、四日市店は6月8日~8月5日)。和歌山店はカタログが異なる。