通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)のネオンが10月16日、今月28日の再点灯を前に試験点灯された。
ネオンは、7月からリニューアル工事に入り消灯していた。通天閣が再建された翌年の1957(昭和32)年から日立製作所が提供、これまで5~6年のサイクルでリニューアルしており、今回が12回目。
今回のリニューアルは、ネオン管の大部分をLEDに切り替えるため消費電力が従来に比べ約50%削減されるという。併せて、4色から6色へ増やしライトアップカラーを季節ごとに変える予定。西側には、新たに一般公募で選ばれた「笑顔の生まれる街、大阪」の標語を掲げた。
当日は、6色など変化させた試験点灯を行い、休日でにぎわう新世界では「きれい」の声も聞かれた。
28日19時ごろにはカウントダウンの合図後に点灯を再開。イルミネーション・ショーも予定する。