天王寺駅近くに3月1日、野菜とハーブの種苗販売店「Veggie+(ベジープラス)」(大阪市天王寺区堀越町)がオープンした。
同店は天王寺で1809年に創業した老舗「赤松種苗」の新業態。これまで生花や観葉植物を販売していた場所を改装した。
野菜苗は80種で種は120種、ハーブ苗は120種で種は20種、それぞれ年間で扱う。「おうちファーム。」をコンセプトに掲げ、マンションのベランダや室内でも栽培できる種や苗を初心者にも分かりやすく提案して販売するという。店名はベジタブル(野菜)だけでなく、ハーブなども取りそろえることから名付けた。
店内は苗を見やすいように斜めに設置し、展示方法や照明に工夫したという。種のパッケージは従来と違ってプレゼントにも合うようにシンプルなものにした。このほか、水耕栽培キット、観葉植物、多肉植物、プリザーブドフラワーなども扱う。
大鷹店長は「種と苗にはこだわり、珍しいものも扱っている。若い人に園芸の楽しさを知ってほしい。鉢があればマンションでも作れない野菜はないくらい。初心者の方でも気軽に聞いてほしい」と話す。
営業時間は9時~18時。