ショッピングセンター「あべのキューズモール」(大阪市阿倍野区)は3月から、大規模リニューアルを進める。東急不動産(東京都渋谷区)などが2月3日、新たに入店する42店を発表した。
2011年4月に開業して以来、同施設で初となる大規模リニューアル。オープンするのは、新規48店、移転・改装52店の計100店。3月上旬に一部先行オープン、4月27日にグランドオープン、5月~7月に大型店オープンを予定する。
家電量販店「ビックカメラ」は、大阪では「なんば店」に続いて出店。アパレル「アメリカンイーグル アウトフィッターズ」「ベルシュカ」「ジーユー」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」「アルマーニ エクスチェンジ」「ビルケンシュトック」「ジージーディーエディション」、生活雑貨「フライング タイガー コペンハーゲン」なども出店する。
ピーナッツのオフィシャルショップ「スヌーピータウンショップ」、大人の女性をターゲットにした新コンセプトストア「ディズニーストア」、スタジオジブリ作品のキャラクターグッズ専門店「どんぐり共和国」などファミリー向け店舗も拡充する。「SHIBUYA109ABENO」は新規6店・移転改装9店の計全15店のリニューアルを予定する。
そのほか、新たに子どもの遊び場「キューズランド」やキッズトイレも3階に開設する。
同社は「あべの・天王寺エリアは開業時と比較すると新たな観光スポットが誕生するなど大きく変化している。周辺環境の変化とともに多様化する顧客ニーズへのさらなる対応の必要性、成長の余地がまだあるエリア」と、リニューアル決定の理由を挙げる。「当施設の強みであるファミリー層への対応をさらに強化」するとも。