天王寺動物園(大阪市天王寺区)で現在、ニワトリの「マサヒロ君」が人気者になっている。
もともと展示動物でないマサヒロ君はヒヨコだった昨年7月に餌用として来園。ゾウ舎のバックヤードでゾウ&鳥類担当スタッフが育てるようになり、ニワトリに成長した。園内を散歩するようになってから、直接触れて抱くこともできるマサヒロ君は人だかりができるほどの人気者になっている。名前は飼育スタッフ2人の名前(マサト、ヨシヒロ)から付けた。登場時間は不定期だが、16時30分ごろに登場することが多い。
「特に休日はすごい人が集まる。思わぬ人気で先日は出待ちの人もいた。問い合わせも多い」と飼育スタッフ。人気の理由について「ニワトリは学校で飼わなくなったりして触れ合えることが少なくなっている」と話し、「すごい強運の持ち主のマサヒロ君に触れてほしい」と呼び掛ける。