天王寺公園（大阪市天王寺区）エントランスエリア（愛称＝てんしば）で10月24日・25日、親子で楽しめるプログラムを展開するイベント「縁活芝あそびフェスティバル」が開かれる。主催はあべのハルカス近鉄本店。

縁活芝あそびフェスティバル

　縁活（えんかつ）は、近鉄本店内5カ所の街ステーションで市民活動団体がさまざまなプログラムを展開する取り組み。活動をサポートするボランティアも多く在籍し、地域イベントにも参加して活動範囲を広げている。阿倍野・天王寺の情報を伝えるインターネット番組「あべのハルカス 縁活テレビ」（毎週土曜14時から約30分間）も配信している。

　会場は「てんしば」の象徴となる約7000平方メートルの芝生広場。主なプログラムは、だるまさんがころんだ、ダンボール遊びなどの「からだを使ってそと遊び！A-yan!!運動会」、ひっつき虫を使ったダーツゲームなどの「自然と遊ぼう！」、芝生の上にレールを引いて小さな電車を運行する「ミニちん電に乗ろう！」（100円）、「健康体操教室」（500円）など。

　24日はラグビーの実業団チーム「近鉄ライナーズ」の選手も来場。記念撮影、スクラム体験、ゴールキック大会などを予定する。

　縁活事務局の豕瀬利之さんは「（縁活は）阿倍野・天王寺のにぎわい作りに少しでも貢献する目的で活動している。地域イベントにも参加してきたが、自分たちでも主催したかった。メーンは子どもが楽しめるプログラムだが、ヨガ、太極拳もあるので幅広い年代が楽しめる」と話し、「これを機会に縁活のことを知ってほしい」とも。

　開催時間は各日とも11時～17時。入園無料（一部有料プログラム有り）。雨天中止。