10月1日にリニューアルオープンする天王寺公園(大阪市天王寺区)エントランスエリア(愛称=てんしば)で9月6日、同エリアの象徴となる芝生広場の芝張りイベントが開かれた。
にぎわい創出を目的に大阪市が公募していた、同園エントランスエリア(約2万5000平方メートル)と茶臼山北東部エリア(約5400平方メートル)の管理運営事業者は昨年10月、同園近くの日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(阿倍野区)を運営する近鉄不動産(当時は旧近畿日本鉄道、その後事業を承継)に決まった。エントランスエリアには約7000平方メートルの芝生広場があり、同エリアの愛称を「てんしば」と命名した。
当日は、芝生広場の残り約400平方メートルの芝張り作業を地元の子どもなど73人が手伝って完工した。子どもたちは完成したばかりの芝生広場を元気に走り回るなど楽しんでいた。参加した子どもたちは「楽しかった」「芝張りが難しかった」「(オープンしたら)遊びに来たい」などと話していた。
同エリアには10月1日、カフェ、フットサルコート、ペット総合サービス、子どもの遊び場(有料)がオープンするほか、キッチンカーでのフード販売も始める。11月14日にも飲食店3店が開業を予定している。
10月3日・4日はアカペライベント、同18日は鉄道の日記念イベントと動物触れ合いイベント、24日・25日は縁活(あべのハルカス近鉄本店)の芝遊びフェス、31日は「天王寺 真田幸村博」など、さまざまなイベントが開かれる。
開園時間は7時~22時の予定。入園無料。