天王寺動物園(大阪市天王寺区)で8月8日から、夜の動物たちを観察できる「ナイトZOO」が開催される。
ナイトZOOは、同園が今年1月1日に迎えた100周年を記念して初開催。開園時間を延長して、夜の動物たちの様子を観察できるほか、連日イベントも開く。
5日には報道関係者向けの内覧会を開き、昨年11月に生まれたホッキョクグマの「モモ」と母親の「バフィン」が夜も活発に動く様子を観察する「北極の夜!」、アフリカサバンナゾーンでキリン・シマウマなどの草食動物をライオンビュー側に誘導した場合のライオンの様子を観察する「草食動物大移動とサバンナのハンター」を公開した。
そのほか期間中は、ミミナガヤギ「メイちゃん」の園内散歩、カバの食事する様子を観察する「カバ陸に上がって?」を毎日開催する予定。日替わりイベントとして、トラ、レッサーパンダ、カリフォルニアアシカなどの見学や飼育スタッフによるガイドなども予定する。併せて、体験型のフォトブース「らくがきナイトズー」も展示する。
牧慎一郎園長は「園内全体にライティング設備を付けた」と話し、「ライオンは昼ぐったり寝ているので夜にどう動くか見たい。お客さんが安全に楽しんでもらえるイベントにしたい」と意気込む。
期間中の開園時間は9時30分~20時(14日~16日は21時まで)。入園料は、大人=500円、小中学生=200円。未就学児、大阪市内在住・在学の小中学生、市内在住の65歳以上は無料(要証明書)。今月16日まで。