通天閣本通商店街(大阪市浪速区)で3月26日、同日から運行を始めた「ビリケンタクシー」の出発式が開かれた。
大阪タクシー協会が乗車促進と大阪の活性化を目指して企画。大阪府下で39台(24社)が運行するビリケンタクシーは、車体の屋根にビリケン人形、車体後部に直径約30センチのステッカーを付ける。同タクシーに乗車した人には乗車記念カードを進呈。同会の三野文男会長は「見れば小吉、乗ると大吉」とPRする。
足の裏をなでると幸運が訪れると伝えられるビリケンさんは、1908(明治41)年にアメリカの女性芸術家が夢で見た神様がモデル。現在、通天閣の展望台に鎮座しているビリケンさんは2012年に新調した3代目となる。