日本一の超高層ビル「あべのハルカス」が1周年-4273万人が来館

あべのハルカスの展望台「ハルカス300」

あべのハルカスの展望台「ハルカス300」

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 日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が3月7日、グランドオープンから1周年を迎えた。事業主の近畿日本鉄道が来館者数を発表した。

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 発表した1年間(2014年3月7日~2015年3月6日)の来館者数は、百貨店=約3583万人、オフィス=約164万人、ホテル=約73万人、美術館=約36万人、展望台=約258万人、その他=約159万人で計約4273万人。同社の想定来館者数(平年度)は4740万人(1日平均で13万人)。展望台は好調だったが、百貨店は想定(4500万人)を下回った。ほか、オフィスの契約率は93%(2月末時点)、ホテルの稼働率は約80%だったことも明らかにした。

 近鉄は1月、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと共に観光集客を強化することを目的に「コーポレート・マーケティング・パートナーシップ契約」を締結した。同ビル近くの天王寺公園エントランスエリアの管理・運営事業予定者にも決定し、今秋からの運用開始を予定して相乗効果を図る。

 近畿日本鉄道の取締役専務執行役員・あべのハルカス事業本部長の赤坂秀則さんは今月6日のイベントで「大阪の新たなランドマークとして、国内外から大変多くのお客さまにお越しいただいた。阿倍野・天王寺地域が一層活性化するための起爆剤となるよう努めていきたい」と話す。

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