大阪唯一の路面電車を運行する阪堺電気軌道(阪堺電車)は3月1日、低床式車両「堺トラム」の3編成目となる「青らん」の営業運行を始めた。
堺トラムは、既存車と比べて30~40センチ低い低床式の3連節の車両で、車椅子やベビーカーでも乗降しやすい仕様。車両ごとにカラーリング呼称が付けられている。1編成目の「茶ちゃ」が2013年8月、運行を始めた。青らんは、浜寺の海や堺市の市旗の色である青色を表現した。
同日、ツイッターで堺トラムの現在地を発信する試験配信も開始した。堺トラムの「茶ちゃ」「紫おん」「青らん」のアカウントを開設。大阪産業大学が協力している。