うえほんまちハイハイタウン(大阪市天王寺区上本町6)1階で10月26日、真田幸村・佐助の巨大像が披露された。
大坂冬の陣(1614年)、大坂夏の陣(1615年)から数えて400年を迎える今年と来年は、大阪で数多くの記念イベントを展開。茶臼山などが戦いの舞台だった天王寺区は、天王寺公園で5月に開いたプレイベントに続き、真田山公園で11月1日にコアイベントを開く「天王寺 真田幸村博」も予定するなど、さまざまなイベントが開かれている。
真田幸村像は幸村博との共催で、大阪成蹊大学(東淀川区)芸術学部が手掛けた。吹き抜け部分につるされた直径約9メートルの像は発泡スチロールと鉄骨で製作。幸村像としては世界最大という。併せて、上本町が冬の陣で真田幸村が緒戦勝利した場所として伝えられていることから、「真田幸村緒戦勝利之碑」の石碑も建立した。当日は除幕式も開かれ、天王寺区・水谷翔太区長らが出席。大阪城甲冑(かっちゅう)隊の演武や音楽ライブも行われた。
ハイハイタウンでは11月9日まで、飲食店で500円の特別メニューなどを提供する「500円バルとバザール」を開く。各店スタッフが幸村Tシャツを着用する。