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四天王寺で聖徳太子の伝説描いた壁画公開-僧侶による「絵解き」も

「聖徳太子絵伝特別ご開扉」で絵解き

「聖徳太子絵伝特別ご開扉」で絵解き

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 和宗総本山・四天王寺(大阪市天王寺区四天王寺1)で10月18日、「聖徳太子絵伝(絵堂)特別ご開扉」が始まった。

聖徳太子御絵伝障壁画

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 593(推古天皇元)年、聖徳太子が創建したと伝えられる同寺。1983(昭和58)年に再建した絵堂には画家の杉本健吉さん(故人)が6年がかりで描いた「聖徳太子御絵伝障壁画」が奉納されており、毎月22日に開扉している。

 絵堂の特別ご開扉は、2022年に聖徳太子の没後1400年迎える同寺が取り組むご遠忌事業の一つ。4月に15日間の日程で行った際は、4500人以上を動員するなど好評だったことから今回も行うことになった。

 期間中は13時と15時の2回、同寺の僧侶による「絵解きと法話」も行う。7面ある壁画は、聖徳太子が生まれて亡くなるまでの数々の伝説を基に、僧侶が壁画に描かれた場面のエピソードなどを約1時間に亘って解説する。来場者には壁画でなく、同寺が保有する13世紀に描かれた聖徳太子絵伝のポストカードを進呈する。絵の解説を物語風に節をつけて語る絵解きは同寺で古くから伝統的に行われていたという。

 開扉時間は8時30分~16時。10月31日まで。入場無料。

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