あべのハルカス（大阪市阿倍野区阿倍野筋1）24階・大阪芸術大学スカイキャンパスで8月29日、「大ゴジラ特撮展～ゴジラ60年の軌跡～」が始まった。

ゴジラが並ぶ

　ゴジラ生誕60周年とハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」が公開されたことを記念して開く同展。会場は「昭和ゴジラゾーン」「平成ゴジラゾーン」「ミレニアムゴジラゾーン」などで構成され、これまでの作品を振り返る内容になっている。実際に撮影で使われたゴジラのスーツやミニチュア、台本などを展示。第1作で使用した「オキシジェンデストロイヤー」や、平田昭彦さん扮（ふん）する芹沢博士が実際に着用した靴と潜水ヘルメットも。シアターでゴジラ作品の予告編上映も行う。

　初日はオープニングセレモニーが開かれ、「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングキドラ」でメガホンを取った大森一樹監督（同大学の映像学科長）、ゴジラ6作品で特技監督を務めた川北紘一特撮監督（同大学の客員教授で同展を監修）らが出席。テープカットにゴジラも登場した。

　開催時間は11時～19時。入場料は、大人＝900円、中高生＝600円、小学生以下無料。9月15日まで（1日・8日は休館）。