日本一の超高層ビル「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）で8月7日～13日、子ども向けの企画「こどもお仕事体験＠あべのハルカス」が行われる。初日は出発式が開かれた。

2階ウエルカムガレリアで出発式

　同ビルに入る展望台・ホテル・美術館・百貨店・駅で、公募で集まった幼児（4歳）から小学生までの子ども約300人がそれぞれ30分～1時間の仕事体験するもの。体験した子どもには仮想マネー「ハルカス」が支払われる。仕事は、エレベーターガール、誘導案内、受け付け、売り場店員など。

　展望台では、池田保奈美さん（7）がエレベーター前の誘導などを体験した。記念撮影サービスの補助も行い、撮影時の掛け声「ハルカスマイル！」も。池田さんは「楽しかった。仕事は楽だった」と笑顔を見せた。

　併せて、ウイング9階催会場などで「あべの・こども博覧会」も開催。「親子で楽しめる粘土教室」「漫画家が教える落書き教室」「パズルブロックのラキューを使って200分の1のあべのハルカスを作ろう」「スイーツデコ体験」など、さまざまな体験プログラムを展開する。参加費は仮想マネー「ハルカス」で支払う。一般も会場のハルカス銀行で100円＝1ハルカスに両替できる。開催時間は10時～20時（11日は19時まで、最終日は17時まで）。