新世界(大阪市浪速区)で7月26日、飲食店など121店がカードを配布する「新世界キン肉マンカードラリー」が始まり、初日は作者「ゆでたまご」の嶋田隆司さんが来場した。
新世界は2012年に100周年を迎え、公式キャラクターに「キン肉マン」を採用。同作品に登場するキャラクター4体の等身大オブジェを展示するなど、さまざまなタイアップ企画を展開している。「ゆでたまご」は原作担当の嶋田さんと作画担当の中井義則さんの合同ペンネーム。2人は共に大阪市出身で、新世界は青春時代を一緒に過ごした場所。新世界の串かつや通天閣は作品にも登場する。
昨年に続き実施するカードラリーは、「キン肉マン」に登場するキャラクターが描かれた8種のカードを用意。参加店ごとに異なる条件でカードを配布する。4種集めた人にレアカード、全8種集めた人には特製クリアファイルを進呈する。交換場所はキン肉マングッズ専門店「マッスルショップ」で、期間中の営業時間は11時~18時(土曜・日曜・祝日は10時~19時)。参加店などの詳細は新世界各所で配布するマップに記載する。8月31日まで。
初日は、4種のカードを集めた先着30人に嶋田さんから直接レアカードが渡され、ファンとの記念撮影にも気軽に応じた。キン肉マンと泉佐野市のイメージキャラクター「イヌナキン」も登場。嶋田さんは「今年はキン肉マンが35周年。東京でキン肉マンカーニバルという久々に大きなイベントもある」と話し、「ファンがどんどん若くなっている気がする。いつも大阪に帰るとほっとした気持ちになれる」とも。