通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)下で新世界となんばを結ぶ無料観光送迎バス運行式典が7月28日(なにわの日)、開催された。
無料送迎バスは、10時~22時の間30分おきに発車。なんばのOCAT前・高島屋前・なんばパークス前などから新世界・通天閣下が停留所になる。
式典では、ボクシングWBAバンタム級王者・亀田興毅選手、大国町を拠点に活動を開始したヒップホップユニット「ET-KING」のリーダー・イトキンさんなどメンバー3人がサプライズゲストとして登場。ほか新世界町会連合会・松本芳夫会長、浪速区商店会連盟・近藤維良会長などが参加した。
バスはNOVUS(ヌーブス)号とMUNDUS(ムンドゥス)号の2台。ラテン語で訳すと「新」と「世界」で、浅野宏子浪速区長が命名。車体に通天閣、大阪城、くいだおれ太郎、ビリケンなどがプリントされ大阪らしいコテコテ感のある仕上がりになっている。ナンバーも「728」とこだわった。定員は29人。
今回のバス運行について、運営する新世界串かつ振興会・村藤義文会長は「来年100周年を迎える新世界と大阪全体を盛り上げたかった」と話す。
時刻表などの詳細はホームページで確認できる。