日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の展望台「ハルカス300」が7月13日、100万人目の来場者を迎えた。
地上高さ300メートルの同ビル最上部(58~60階)に位置する展望台。3月7日にグランドオープンしてから129日目で来場者数が100万人に到達した。
展望台は、4月から当日券を販売するようになってから来場者が増え、特にゴールデンウイーク中は最大約6時間の待ち時間が発生するなどにぎわった。4月に吉本新喜劇、5月に結婚式など、さまざまなイベントも展開。5月から、屋上ヘリポートに入場できるオプションツアーも始めた。
100万人目は堺市から来た泉本匠平さんの家族ら4人のグループで、花束と記念品が贈られた。泉本さんは「展望台は初めて。ハルカスは家からも見えている。もともとは昨日来る予定で、展望台に上る前に百貨店でランチしたり偶然が重なった」と驚いた様子で話していた。
近畿日本鉄道の赤坂秀則専務は「(展望台は)初年度の来場者目標が180万人で、100万人の到達は200日目が目標だった。129日目で100万人を越えたことは非常にうれしい」と話す。