辻調グループ校(阿倍野区)が7月21日、同校が運営するあべのキューズモール3 階「パティスリー・ラボ・ツジ」(同区阿倍野筋1)で食の勉強会「大阪あべの塾」を開いた。
食に関心の高いジャーナリスト、メディア関係者、研究者向けに交流しながら勉強する目的に行う同会。母体は2008年9月にスタートした「辻調アキバ塾」で、現在は東京・新宿で「辻調<新>塾」、同校で「大阪あべの塾」を開催。今回は場所を移して行われた。
当日は約30人が集まり、寺尾雅典西洋料理教授が世界的に評価の高いコーヒー産地グァテマラのアンティグアとパナマのチリキ県ボケテ渓谷ハラミージョ地区にあるエスメラルダ農園の視察リポートを発表した。エスメラルダ農園の「ゲイシャ」という品種は非常に高い価格で取引されているという。コーヒーの試飲も行われた。
併せて、フジテレビ系で月曜21時に放送しているドラマ「全開ガール」の調理指導、同校の研究生が考案したメニューがコンビニで商品化することが決定したなども発表された。