シャープ(大阪市阿倍野区)は6月30日、エレクトロニクス製品の販売を担当するシャープエレクトロニクスマーケティング(同)在阪営業部門の一部を今年3月にグランドオープンした日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(同)33階に移転する。5月29日、発表した。
新オフィスは、社員が個人用の机を持たない「フリーアドレス」スタイルを採用し、テレビ会議システムの活用などで、ペーパーレス化とスピーディーな情報共有を促進するという。併せて、オフィスに隣接して最新のソリューションの展示や新製品発表会などを開く「多目的スペース(仮称)」を7月末に開設する予定。
シャープは昨年6月から、同ビルの大阪阿部野橋駅コンコースや百貨店内などにデジタルサイネージシステムを導入したほか、大阪マリオット都ホテルに液晶テレビ、オフィスゾーンにLED照明を、それぞれ大量導入している。