四天王寺(大阪市天王寺区四天王寺1)境内で7月7日、「七夕のゆうべin四天王寺」が始まった。
同寺住職による復興祈願開眼法要で始まり、全長約22メートルのササトンネルにイルミネーションが点灯された。極楽門前には仙台七夕まつりの吹き流しも設置。
今年は「鎮魂のともしび」ろうそく(500円)を販売し、収益の70%を東日本大震災の義援金に充てる。義援金目的で製作したオリジナルタオル(1,000円)も販売。
会場では、被災地への願いを短冊に書くコーナーを設け、手動の印刷機で短冊に「がんばれ東北」の文字を印字できるようにした。短冊は仙台七夕まつりに持参するという。
9日は、地元小・中学校やプロ・アマチュアアーティストが参加する「七夕復興祈念コンサート」(16時~21時)、大阪スクールオブミュージックの学生が運営する「星空コンサート」(19時~22時)、天体望遠鏡数十台を用意する「星空観望会」(19時~22時)を開く。
10日の最終日は20時より、願いが天に届くよう短冊を焼く儀式「お炊き上げ」が行われる。