近畿日本鉄道と近鉄百貨店は3月9日、同7日にグランドオープンした日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の3日間(7日~9日)の入場者数が約46万2000人(概算)だったと発表した。
内訳は、ハルカス300(展望台)=約1万9000人、大阪マリオット都ホテル=約6000人、あべのハルカス美術館=約1万7000人、あべのハルカス近鉄本店(百貨店)=42万人。グランドオープン日の来場者数が約14万1300人で、初めて迎えた休日にも多くの人が来場した。
7日に展望台、ホテルが開業し、今月22日に開館する美術館が3日間限定で近鉄グループなどが所蔵する美術品のお披露目展示を行った。百貨店では、ウイング館屋上でflumpool、加藤ミリヤさん、清水翔太さん、JUJUさん、BUMP OF CHICKENのトークイベント(招待制)、街ステーションで市民活動団体など50団体が、さまざまなプログラムを展開する「縁活フェスティバル」などが開かれた。展望台は3月が日時指定券のみの完全予約制のため大きな混雑はなかった。
事業主の近畿日本鉄道は、来場者数が年間4740万人と予想している。