近畿日本鉄道と近鉄百貨店は3月7日、同日グランドオープンした日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)初日の入場者数が概算で約14万1300人(20時時点)だったと発表した。
入場者数の内訳は、ハルカス300(展望台)が約5000人、大阪マリオット都ホテルが約1700人、あべのハルカス美術館が約4600人、あべのハルカス近鉄本店(百貨店)が約13万人。
当日は、開業前に周辺施設などを全長3000メートルのテープで結び、地元の子どもなど約300人が参加したテープカットを実施。地上高さ300メートルの同ビルに展望台、ホテルが開業し、今月22日に開館する美術館のお披露目展示が始まった。2月22日に全館開業した百貨店は開店前に約200人が並び、営業開始を30分早めた。展望台は3月が日時指定券のみの完全予約制のため、大きな混雑はなかった。
事業主の近畿日本鉄道は、来場者数が年間4740万人と予想している。