あべのハルカス近鉄本店にヤングレディス専門店街、日本最大の百貨店へ

solaha地下2階東口エントランス(イメージ)

solaha地下2階東口エントランス(イメージ)

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 3月7日にグランドオープンする日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」残区画の概要を1月22日、近鉄百貨店が発表した。

「solaha」1階北東エントランス

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 同店は昨年6月、近鉄百貨店阿倍野本店から名称変更して一部先行オープン。地上高さ300メートルのタワー館(地下2階~14階部分)と、これまで本店として営業していたウイング館(地下2階~9階部分)で構成。展望台とホテルが開業する同ビルのグランドオープン前の2月22日に全ての店がオープンし営業面積10万平方メートルの日本最大の百貨店となる。

 同店は面積比で百貨店6割・専門店4割の「フルターゲットストア化」、買い物目的以外にも利用できる非物販スペースを多く設ける「時間消費型ストア化」を掲げている。ウイング館屋上に百貨店初の貸し菜園「あべのハルカスファーム」、劇場「近鉄アート館」、屋外型子どもの遊び場「スウェーデントリムパーク」や市民活動団体が活動するスペース「街ステーション(8カ所)」などを設ける。カフェが21店(約1000席)、レストラン街「あべのハルカスダイニング」が42店(約2800席)と飲食店も充実している。

 ウイング館2階~4階などに2月22日、10代後半~20代後半の女性をターゲットにしたヤングレディス専門店街「solaha(ソラハ)」をオープン。ファッション60店・ファッション雑貨26店・コスメ11店など合計105店で、86店が全国初・関西初などの初店舗となる。営業面積は1万1000平方メートル。近鉄・大阪阿倍野橋駅東口、地下鉄御堂筋線・天王寺駅東口改札を結ぶ地下通路にエントランスと2階への直通エレベーターも設ける。

 同店の総投資額は約320億円。初年度の目標売上高(百貨店部分の売上高と専門店部分の取扱高を合計した売上高)は1,450億円。目標来店客数は4500万人(1日12万人)。

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